4月9日・・・・続き
ボランティアセンターで、家の泥かき、支援物資の仕分け、炊き出しなど
自分の希望する作業にエントリーし、人数が集まるのを待ちます。
地元女子中学生?のグループも炊き出しに参加していました。
これからの日本を背負う若い世代が、こうやって頑張っている姿を見ると
多少なりとも彼らより、人生経験やお金ががある我々が、何もできないことが恥ずかしいく感じたりして・・・・。
9日は雨だったので、泥かきなどの作業はなく、室内で行える炊き出しや、避難所での作業となりました。
我々は、海の近くの小学校へ。
途中、自衛隊の方々が重機を使って道を塞いでいる自動車などを撤去していました。
ここの避難所では比較的環境が良いらしく、各家庭ごと石膏ボードで分かれており
ある程度プライバシーが保てるようになっていました。
土曜日だったこともあり子供たちが多く、みんな任天堂DSなどののゲームで遊んでいました。
その中の一人に「何が楽しい?」と聞いたところ「お風呂!」と言っていました。
ここの避難所にも小さいながらお風呂があるようです。
ここは体育館が避難所でしたが、ステージに市の職員がおり、統括していました。
ほかにも、福岡から来たボランティアグループが、子供たちに工作など指導し楽しんでもらっていました。
実際、物資などはかなり供給されていて、
(メニューはともかく)食事や、最低限の生活に不自由することはなさそうでした。
歯ブラシ、タオル、おむつ、医薬品、食糧、カイロ、衣料品などなど、倉庫にかなり用意されている状態です。
食事は、炊き出しのおにぎり、カレー、菓子パンなど、食べられるだけましなのかもしれませんが、
このような食事が続くとさすがに飽きてきているといった感じでした。
少ない物資については、みんなに行き渡らないと平等が保てないので、
子供たちにお菓子をあげることなどは、いったん避難所の職員に渡してから、
配られるようなシステムでした。
私も子供たちの遊び場として、不要なテントを用意して行ったのですが、
子供たちが一か所で遊ぶとうるさくなって、隣の家族に迷惑がかかるなど、問題もあり使ってはもらえませんでした。
支援物資やそのほかでも、自分の思いと現場とのニーズがマッチしないことも多くあり、
ボランティアの難しさを感じることも多々ありました。
我々の仕事としては、支援物資の整理、ストーブの給油くらいで、
特にボランティアが必要とされているという感じではなく、避難所では現場で必要とされること察し行うという、
ボランティア個々の能力が試されるような気がしました。
一応ボランティアセンターから派遣されたボランティアの作業時間は14:30までということで、
ほとんど何もできないまま、センターに戻り、
その後は、時間もあったので相馬市内の災害現場に足を運んでみました。
相馬港付近では
続きはまた・・・・・・次回に
コメントありがとうございます。
次回はいつになるかはわかりませんが、
またボランティアに行きたいと考えております。
投稿情報: やまこぼ | 2011年4 月14日 (木) 11:35
災害地のボランチアお疲れ様です。
小生の後輩が大船渡で被災しましたが、幸い命は取り留めました。ボランチアー頑張ってください。
投稿情報: 瑞幸 | 2011年4 月14日 (木) 09:42